60分の会議を無料AIで議事録にできる?1回上限・月間枠・出力制限を比較

60分会議を無料AIで議事録にするイメージ

情報確認日:2026年10月15日。無料枠や機能は変更される場合があります。利用前に各公式サイトの最新情報をご確認ください。

60分の会議を1回無料で文字起こしするなら、今回比較した中ではLINE WORKS AiNoteとtl;dvが時間条件を満たします。Nottaの無料版は月120分の枠があっても、1回3分が上限なので会議全体には使えません。

ただし、60分を文字にできるだけでは議事録が完成するとは限りません。AI要約、ファイル出力、保存期間、オンライン会議への対応も分けて確認する必要があります。

この記事は公式公開情報を比較したもので、認識精度や使いやすさを実際に比べたレビューではありません。

目次

この記事でわかること

  • 60分会議を1回無料で処理できるサービス
  • 1回上限と月間無料枠の違い
  • AI要約・出力・保存に残る制限
  • 会議回数と利用場所に合う選び方

結論:月間無料枠より先に1回上限を確認する

無料サービスを選ぶときは、次の順で確認すると判断しやすくなります。

  1. 1回上限が60分以上か
  2. 月間無料枠が会議回数に足りるか
  3. AI要約が必要か
  4. 文字起こしをファイルで出力するか
  5. 保存期間とデータ利用条件を許容できるか
  6. 対面会議かオンライン会議か

60分会議を3分ずつNottaで処理するなら、公式上限をもとにした当サイト計算で20回に分ける必要があります。会議後の手間を減らす用途には現実的ではありません。

無料3サービスの違い

項目 Notta フリー LINE WORKS AiNote フリー tl;dv 無料
1回上限 3分 60分 3時間
月間無料枠 120分/月 300分/月(サービス環境で共有) 録画・文字起こしは無制限
AI要約 10回/月 なし 最初の10会議は全文。その後は各会議の最初の10分
AIプロンプト/レポート 公式料金表で無料枠の個別記載なし なし 各10回。月次ではなく通算枠
ファイル出力 文字起こしのダウンロードはPremium以上 音声・文字起こし・メモをダウンロード可能 文字起こしのダウンロードはPro/Enterpriseが必要
オンライン会議 Zoom、Teams、Google Meet、Webexなど フリーのWeb会議録音は対象外 Zoom、Google Meet、Teamsなど
保存・データ条件 利用前に公式の保存・プライバシー条件を確認 保管1年。入力データは学習利用の対象 録画保存3か月。3日後にアーカイブへ移動

「できる」は公式仕様の時間内という意味です。録音環境、認識精度、勤務先のルール、参加者の同意まで保証するものではありません。

tl;dvの手動アップロード数は、公式の無料プラン案内に5件、専用のアップロード案内に3件と記載されており一致していません。本記事では主要な判断材料に使わず、利用時の管理画面で確認する扱いとします。

60分会議の回数で無料枠を判断する

1か月を4週として計算すると、必要な文字起こし時間は次のとおりです。

利用例 公式条件をもとにした当サイト計算 Notta無料 AiNote無料 tl;dv無料
月1回 60分 1回上限で不可 範囲内 範囲内
月2回 120分 1回上限で不可 範囲内 範囲内
週1回 240分/月 月間枠・1回上限とも不足 範囲内 文字起こしは範囲内
週3回 720分/月 不足 月300分を超える 文字起こしは範囲内

AiNoteの300分は1人ごとではなく、同じサービス環境の利用者で共有します。ほかの人も使う場合、自分だけで300分を使えるとは限りません。未使用分の翌月繰り越しもありません。

tl;dvは文字起こし時間だけなら週3回でも無料範囲です。ただし、全文のAIメモは最初の10会議までで、文字起こしのダウンロードにも有料プランが必要です。

文字起こし後に必要な機能を分けて考える

AI要約まで無料で使うか

AiNoteのフリープランにはAI要約が含まれません。文字起こし結果を自分で整理できる人向けです。

tl;dvは最初の10会議で全文のAIメモを利用できますが、その後は各会議の最初の10分だけが対象です。AIプロンプトとAIレポートの無料枠も各10回で、月ごとには戻りません。

NottaはAI要約を月10回使えますが、1回3分のため60分会議全体の要約には向きません。

ファイルとして持ち出すか

文字起こしを社内書式へ転記したい場合は、出力条件を確認します。

  • AiNote:フリーを含む全プランで、音声・文字起こし・メモをダウンロード可能
  • Notta:文字起こしデータのダウンロードはPremium以上
  • tl;dv:文字起こしのダウンロードは、会議所有者とダウンロードする人の双方にProまたはEnterpriseが必要

サービス内で読めればよいのか、ファイル保存が必要なのかで選択が変わります。

保存期間とデータ利用条件を許容できるか

AiNote無料版はデータの保管期間が1年で、入力データはサービス改善のための学習利用対象と案内されています。tl;dv無料版の録画は3か月保存され、3日後にアーカイブへ移ります。アーカイブ後も文字起こしとノートは確認できますが、動画の復元には時間がかかる場合があります。

業務データを扱う前に、保存期間だけでなく、データの利用目的と勤務先の規程を確認してください。

対面会議とオンライン会議で候補が変わる

対面会議ならAiNoteが無料候補

AiNoteはモバイルアプリやブラウザから録音でき、1回60分、月300分まで無料です。文字起こしをダウンロードできる一方、60分上限に余裕はありません。会議が延びやすい場合は録音開始・終了のタイミングも考える必要があります。

オンライン会議ならtl;dvが無料候補

Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどを継続して記録するなら、tl;dvは1回3時間で、無料の録画・文字起こしに月間時間枠がありません。AIメモ、ダウンロード、保存には別の制限があるため、文字起こし後の使い方まで確認します。

Nottaも主要なWeb会議に対応しますが、無料版は1回3分です。Nottaを使う前提で長い会議を扱う場合は、Notta無料版と有料版の違いをご覧ください。

専用録音端末を含めて検討したい場合は、NottaとPLAUDの違いで利用形態を比較しています。PLAUDは本体購入が必要なため、「無料で60分会議」という本記事の比較対象には含めていません。

会社の会議で使う前に確認すること

無料で使えることと、勤務先で使ってよいことは別です。導入前に次を確認してください。

  • 会議を録音できるか
  • 参加者への通知や同意が必要か
  • 個人情報・機密情報を外部サービスへ保存できるか
  • 生成AIへのデータ送信が認められているか
  • 保存期間やデータ学習の条件が社内規程に合うか

AIの要約やToDoも、そのまま確定情報にはしません。担当者、期限、数字、否定表現は録音や文字起こしへ戻って確認します。

よくある疑問

60分ぴったりの会議ならAiNote無料版で足りますか?

公式上は1回60分までなので時間条件に収まります。ただし上限ちょうどで、延長分の余裕はありません。開始前後の会話も残す場合は注意が必要です。

無料版の文字起こしはダウンロードできますか?

AiNoteは可能です。NottaはPremium以上、tl;dvは会議所有者とダウンロードする人の双方にProまたはEnterpriseが必要です。

まとめ:1回上限、月間枠、要約、出力、保存の順で確認する

60分会議を無料で処理するなら、対面会議はAiNote、オンライン会議はtl;dvが候補です。Notta無料版は月120分あっても1回3分のため、会議全体には使えません。

月1〜2回ならAiNoteの無料枠に収まり、週1回でも当サイト計算では月240分です。週3回ならAiNoteの月300分を超えますが、tl;dvは文字起こし時間だけなら無料範囲に残ります。

最後に、AI要約、ファイル出力、保存期間、データ利用条件を確認してください。無料のまま目的を満たせるなら、有料プランや専用端末へ急いで移る必要はありません。

参照した主な公式情報

※本記事は公式公開情報を整理したもので、各サービスの使用感や認識精度を実際に比較したレビューではありません。

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